痛みの改善が出来るスポーツクラブを目指して。 半月板の痛み
みなさんこんにちは。
ディーズスポーツプラザの杉山です。
先週にI様が久々に来館をされました。
久々に来館されたきっかけは・・
膝に違和感があり、自分の膝の状態を知りたいとのことで病院に通院をしたそうです。
病院での診断の結果が膝の半月板に断裂・・・。
急ではないですが、手術が必要と伝えられたとの事でした。
ディーズに通いたいけど手術をすると
入院、通院、リハビリで当分通えなくなるので・・
退会を希望して来館をされました。
詳しく話をうかがうと
膝を急激にひねったり、ぶつけたりしたことはなく
数ヶ月前から膝に違和感を感じていたので、軽い気持ちで病院に受診してたら
半月板断裂の診断を受けたとのことでした。
手術を覚悟はしていましたが
本当は手術はしたくない、出来れば自分でなんとかしたい・・
手術をしたら、入院、リハビリでの通院・・
主婦なので、家庭はどうすればいいか・・・
このまま年齢を重ねていくと歩けなくなってしまうのではないか・・
くわしく相談を出来る人がいない・・
色々な悩みをかかえて、かなり落ち込んでいました。
【半月板とは】
膝の関節の太ももの骨(大たい骨)とすねの骨(けい骨)の間にある、C字形をした軟骨です。
膝の関節内にあり、厚さは4mm位で、少し硬めの消しゴムくらいの硬さです。
半月板の役割は、大たい骨と けい骨の間でクッションとして衝撃を吸収したり、関節どうしを安定させることです。
半月板へ無理な力が入った状態で膝を曲げたり、膝の捻りが加わるとことが損傷につながります。
一般的には内側の半月板を損傷する場合が多いとされています。
【半月板損傷の症状】
膝が動かなくなる
膝の力が抜けてしまう
膝を動かすときに音がする
関節が腫る
膝関節の動きの制限
歩行困難
半月板は軟骨組織で神経が通っていないので、半月板そのものが痛みを感じるわけではありません。
実際に痛みを感じるのは膝関節を取り囲む関節包・滑膜というところです。
I様の症状は
スポーツなどで急に痛めたではなく、日々の生活の中での使い方により
半月板への負荷が繰り返しおこなわれたために損傷したと思われます。
【手術によるリスク】
手術を行っても、日常生活で同じような負担を掛け続ければ半月板を再度痛める可能性もあります。
手術の後にしばらくの間痛みが続くこともあります。
半月板が損傷して痛みが出るのかを理解し正しい対処をしない限り、痛みを繰り返すことは十分に考えられます。
ディーズでのトレーニングを含めて、手術以外の治療をした上で
もし変わらないようであれば、最終手段として手術の選択もあることI様には伝え、
カラダの使い方、筋トレ、柔軟性を高める事で膝の痛みを改善できる可能性もあること説明して
以前信頼できる整骨院に通院していたとの事なので、
整骨院での通院とディーズでのトレーニングの併用も選択肢のひとつと伝え
もし続けるのならトレーニングの見直しとカラダの使い方も指導しますと話をしたところ
安心をしてもらい、ディーズでのトレーニングを続ける事を考えてもらいました(^^)/
そして今週、トレーニングに来てくれました!!
整骨院の先生にもトレーニングをしても大丈夫といってもらい、表情も和らいでいました。
膝の状態を確認をすると膝関節の周辺に痛みはありませんでしたが
膝を伸ばす動作に制限があり、膝をかばう歩き方をしていました。
まず、なぜ膝に負担がかかてしまったのかI様の姿勢を分析して説明をおこない
トレーニングの必要性、カラダの使い方のアドバイスしてあとに
ディーズで基本となる
バランスボールとコアヌードルの骨盤リセット
膝の角度、方向、ウエイトを注意をしてレッグプレスを
背中、胸の筋肉の柔軟性を出すようにチェストプレス、ラットマシンのビッグ3
のトレーニングをおこなってもらいました。
バランスボールとコアヌードルを行なった後は膝を伸ばす動作が改善!
ビッグ3後には姿勢も歩き方も変わってきました!!
I様もカラダ全体の変化、膝への不安感が改善をしたことを実感していただき
退会を希望した時の表情とは全く違う、希望に満ちた笑顔をみることができました。
まだ完全に改善はしていないので、安心はできませんが
I様が膝の不安から解放できるように継続をしてサポートを行っていきます!!