痛みの改善ができるクラブ作りを目指して【肩こり】

皆さんこんにちは。
ディーズスポーツプラザ邑楽店の杉山です。

会員様と会話で肩こりの質問がありました。
多くの方は、肩こりは当たり前で一生付き合っていくものと思っている方もいるようです。

まずはなぜ肩こりになるのか??

人それぞれ生活習慣は違うので、肩こりの種類は様々です。

原因のひとつとしては・・
【血行不良による肩こり】
単純に運動不足です・・・。
オフィスワークの多い方や、事務仕事をされる方は肩こりの原因となる筋肉を全然動かしておらず
筋肉に血液が循環しにくくなっているのが原因です。

ふたつめは・・
【筋膜の硬化による肩こり】
肩こりの原因の一つとして筋膜の硬化が考えられます。
筋膜とは筋肉を覆う膜のことで、筋繊維中にも入り込み、骨にも付着しています。
筋膜は洋服のようなもので、固まると非常に動きにくくなります。硬くなった筋膜は筋膜リリースという方法で緩めなければなりません。

筋膜は筋活動において常に受けみなので
自ら動かずにいると筋膜は硬くなり、筋肉の収縮を妨げます。
筋膜が固まれば筋肉は伸びにくくもなりますので、ストレッチやトレーニングの効果も下げてしまいます。

また固まった筋膜は別の部位に干渉し、痛みを送ります。
筋膜が原因で肩こりがある場合、患部とは別の場所に原因があると考えます。

三つ目は・・
【肩甲骨の動きの低下による肩こり】
肩こりになる原因の一つとして肩甲骨の動きの低下が考えられます。
肩甲骨は肩の関節を形成する骨の一つであり、肋骨の上を滑るように動きます。
日常生活において、肩甲骨を動かす機会が少なくなれば肩甲骨とつながる筋肉や筋膜が硬くなり、肩周りの血流も悪くなります。
肩甲骨の動きが低下している場合、とにかく肩甲骨の可動性を上げなければ肩こりが解消することは難しいと考えます。
また、四十肩や五十肩も肩甲骨の動きの低下が非常に大きな要因になります。

四つ目は・・
【猫背による肩こり】
猫背の姿勢は僧帽筋という首周りの筋肉を常に緊張させ、血行を悪くします。
筋肉が常に緊張してしまうと、これも筋膜が硬くなり、姿勢がそのまま固まりやすくなってしまいます。
常に緊張している筋肉と反対の動きをする筋肉はどんどん弱くなり、やがて機能不全となります。

【肩こりを解消する手順としてディーズで提案する内容】

はじめに
【筋膜リリース】
筋肉に圧をかけることで、筋肉を覆っている筋膜という組織を緩めます。
筋膜リリースをすることで血行が良くなり、筋肉が本来持つ機能を改善することができます。

筋膜に痛みの原因がある場合、ここで痛みはかなりなくなると思います。
筋膜が正常に動くことによりストレッチの効果もさらに上がります。

続いて
【ストレッチ】
硬い筋肉は強く縮まっていることが多く、筋膜リリースやストレッチで緩めなければ肩こりの原因になりやすくなってしまいます。
筋膜リリースで筋膜を緩めて、縮まった筋肉をストレッチすることで、
滞っていた血流は良くなり、肩こりを解消することが出来ます。

最後に
【筋肉を動かす】
筋肉をほぐしたら次は動かします。
カラダに正しい動きを覚えさせます。
筋肉や関節を正しく動かすことで血流が良くなり、肩こりによる痛みは軽減します。
筋肉の状態を常に良い状態に保つことが重要です。

ディーズでは、チェストプレス、ラットマシンのトレーニングを行い
しっかりと背中、胸、腕を動かしてください。

今月に入会されたS様は、運動不足、ダイエット、肩こりの解消が目的でご入会をされ
目的意識が高いS様はパーソナル会員にも入会して頂きました。

入会されてまだ2週間ですが、自分たちが作成したトレーニングメニューをしっかり行ってもらい
以前より肩こりが、ずいぶんと改善されたと話していました(^^)/

先日、S様とのセッションの際に、スクワットやランジのフォームが安定なかったので、
足の状態を確認すると、外反母趾があり、重心がしっかりと足底に乗れていないことや
内側のももの筋肉が硬くなり、内股傾向になっていたので、
筋膜リリースとストレッチとトレーニングを行いカラダの使い方の修正をおこないました。

終わった後には足が軽くなりしっかりと重心が乗るようになったと喜んで頂けました(^^♪

土台がしっかりしないと、カラダの機能も低下して、姿勢不良で猫背になり
肩こりの原因にもなります。

安定したフォームで正しい動きが出来る筋肉を作り、キレイなカラダ作りを目指して
スタッフ全員でしっかりとS様のサポートを行っていきます!!

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